【今週のみ言】真の子女の日について天一国元年天暦10月1日(陽暦11月3日)第35号


「子女の日」宣布の御言(一九六〇・一一・一九〔陰暦一〇・一〕、前本部教会)

真のお父様は、一九六〇年陰暦十月一日(陽暦十一月十九日)、ソウル龍山区青坡洞一街の前本部教会で「父母の日」を制定されたその基盤の上に「子女の日」を宣布された。

「父母の日」と「子女の日」

人類の父母となるべきアダムとエバの二人を失ってしまったので、人類の真の父母となるべき二人が一緒に現れなければなりません。この真の父母が現れなくては「子女の日」を迎えることができないのです。

「真の父母の日」は天地間に勝利を決定する日であり、神様が望んでこられた勝利の日として立てられる日であり、人間たちが望んできた歴史的な結実を結ぶことができる日であり、万宇宙が失った主人を取り戻すことのできる日です。このような「父母の日」が現れないことには、「子女の日」は想像することもできません。

それで、一九六〇年、「父母の日」を設定したのちに、「子女の日」を設定したのです。人類の父母が登場する時、子女も決定づけられるのです。子女を決定づける位置に出る前に父母の出発線があるというのです。

横的な基準で「父母の日」を設定し、「子女の日」を宣言したので、天地間の歴史始まって以来初めて、その日が現れるようになりました。この日は天地間に勝利の歓声を上げることができる日です。この日が設定されることによって霊界は時を迎えたので、積もっていたものが解けていくのです。それゆえこの地上の悪い勢力は、統一教会が行く道の前でだんだん消滅していきます。世界歴史は先生によって左右されるというのです。

堕落した人間にとって、名節の中で、一番大きな名節は「父母の日」よりも「子女の日」です。その日は父母の権限を再び取り戻す日であり、六千年の間、人類歴史を蹂躙してきたサタンを退け、勝利の旗を掲げて現れる日です。堕落した人間はその日を迎えてこそ天国に入っていくことができ、天の父母に侍ることができるのです。

神様の子女の栄光に同参する日

きょうは秋収(秋の刈り入れ)の日であり、「子女の日」です。春に種を蒔けば、秋に刈り入れることができますが、神様は秋収の日をもてませんでした。また刈り入れしたものを蒔く日をもてませんでした。父母の手で刈り入れたものは、愛する子女たちの手を通して蒔かれ、刈り入れされなければなりません。神様はアダムを造って種を蒔こうとしましたが、育つ途中に折れてしまいました。神様は再び蒔く日を待ち焦がれましたが、その日が審判の日です。

私たち統一教会で「子女の日」を決定したということは、アダムとエバが蒔いた罪悪の種を取り除いてしまい、人類を悪から解放させることができる起源をつくったということです。これらの日を決定づけるには、サタンを立ち会わせた三角圏内で決定するので、その日が歴史を支配する日になるということを皆さんは知らなければなりません。ゆえに一九六〇年代は新しい時代に移っていく時代です。

神様がすべての日々を忘れてしまわれ、満天下に喜悦が広まった中で、御自分の姿を現すことができる日が正にこの日です。父母が子供を失った時、再び取り戻すことができる道がありさえすれば、死の道も意に介さず走っていくことでしょう。一人しかない子供を失い、その子が自分の生命に換えられない貴い子だということを感じる父母は、その子を探すためなら山も海も意に介さないことでしょう。

ところで、神様を身代わりしたその父母が、地上世界で待ち焦がれた息子、娘の価値をもった子女を取り戻したと、天の前に宣布し報告できるその日が「子女の日」です。「子女の日」とは何でしょうか。「世界の頂上に立つ息子、娘の権限をもって、サタンを屈服させた永遠なる神様の息子、娘となり、永遠無窮に幸福なだけでなく、神様の愛を永遠無窮に受けながら、天国の主人になるべし!」と言えば、サタンがアーメン」と言う日なのです。

この「子女の日」は、子女として勝利して宇宙的な栄光の位置に進み出られるようになる日です。堕落により、神様の栄光の位置に同参できなかった人間たちが、ついに歴史始まって以後初めてそのような立場に同参できるようになったことを、子女として最初に記念する日なのです。

今後、世界がこの日を永遠に記念する日として宣布しなければなりません。この日には牛を五十頭くらいつぶして宴会を開き、行き来する人々を全部呼んで接待しようというのです。

皆さんは家庭的環境からこの日を記念しなければなりません。子女たちが、その日が来るのを待ち焦がれるようにしてあげなければなりません。この世で子供たちが名節(韓国固有の盆・正月)を首を長くして待つように、「晴れ着を着て、おいしいものが食べられるその日がいつ来るか」と言いながら、指折り数えて待つ心をもって、「子女の日」が来ると喜ぶことができるよう準備しなければならないのです。

この「子女の日」を迎えるためには四十日前から精誠を尽くさなければなりません。三日前から斎戒沐浴をして、前三日と後三日の間断食をしなければなりません。