【今週のみ言】お父様の蒔かれた種 天一国元年天暦8月18日(陽暦9月22日)第30号


「天一国経典『天聖経』『平和経』日本語版出版・英語版奉呈記念会」み言

天一国元年天暦7月18日〈2013年陽暦8/24〉、韓国・天正宮博物館)

 「私と真の家庭と皆さんが、この瞬間一つになりました! 私たちが力を合わせて天一国を完成してさし上げましょう!」

「このみ言は私たちの根本です。私たちの人体構造で見れば背骨です。背骨がねじれると、全ての臓器が歪むでしょう? そして病気にかかります。とても重要だという話です。

 このみ言が出てくることによって、私たちは真のお父様と共に生活するのです。私が(お父様の)聖和のあとに、最初に話をした時、『神霊と真理で草創期の信仰に戻らなければならない』と話しました。正にこのみ言によって、神霊と真理が一つになり、み言が生きて呼吸するようになるのです。分かりますか。ですから皆さんにとって、どれほど命のみ言になるでしょうか。

 このみ言が体の中で枯れている人がいてはいけないでしょう? 皆さんの健康と皆さんの子孫のために、このみ言が皆さんの中で生きて呼吸していなければなりません。

 そして、皆さん自身がそのようにするだけではいけません。『私たちは環境創造をしなければならない』と言いました。私たちによって善の版図が大きくなれば、暗い影は自然に淘汰されます。なくなるようになるのです。

 皆さんが霊界に行く前に、あと何十年生きるか誰も分からないでしょう。私も70歳なので、あと何十年生きるでしょうか。自分は100歳まで健康に生きると断言できる人はあまりいません。特別に努力して、そのような人もいるかもしれませんが、100歳に近くなれば、あらゆる器官が緩くなります。たくさん忘れてしまうのです。ですから、今この瞬間に皆さんが決心して行動しなければなりません。

 皆さんが責任を果たさなければならない環境は、皆さん自身がつくるのです。これはとても重要な話です。よく分かっているでしょう。

 お父様は世界摂理をされながら、どの国よりも日本をたくさん愛されたのではないですか。それを肌で感じていますか。お父様は男性として来られました。先ほど金榮輝先生が上手に説明していましたが、男性だけではいけません。世界摂理に対して、男性国家だけでは摂理を成し遂げることはできないのです。

 人類の文化史もそうです。キリスト教文化はどこから始まりましたか。イタリア半島から始まったでしょう。半島からどこに行きましたか。大陸に行き、それからどこに行きましたか。島国に行き、そこから再び半島に来なければならないでしょう。

 誰によって日本が福を受けたのですか。摂理歴史の中で、特に文化歴史においても、日本はエバの使命を果たさなければなりません。

 今、世の中でもそうではないですか。父親が外でお金を稼いでくれば、母親はそのお金でやりくりをするでしょう。一族を養うでしょう。子女を教育するでしょう。女性の活動範囲は、男性よりも多いのです。そうではないですか。

 一族を復興させ、裕福な家にするのも嫁の使命です。良い嫁が入ってくれば、貧しかった家が裕福になるのですが、それは嫁の環境創造が大きかったからです。大きいということは、それだけ消耗が必要です。消耗、努力、精誠、犠牲、ために生きる生活が必要です。

 私たちがみ言を実践しなければならない最も重要なことに対して、『私の責任ではない』、いつもこのように考える人が多いのです。しかし、それは間違った考えです。

 皆さんの中で、私の証を聞いた人もいるでしょう。私は、お父様に初めて出会った時、摂理歴史が分かったし、蕩減復帰摂理歴史も分かりました。私が原理を学んだわけでもありません。それでも分かったのです。そして決心しました。

 『お父様が再臨主として完成完結することに成功なさるためには、私の力が絶対的に必要です。私は誰にも任せません。私自身がこれに責任をもちます。私が生きている限り、このみ旨は発展し、成功し、サタンは退くでしょう』。

 この話を聞いた皆さん! お母様は偉大ではないですか?(拍手) 皆さん祝福家庭が現れるようになったのは、私が心と体を捧げて犠牲になったからです。ですから皆さんは、特に日本の食口の皆さんはお母様を敬わなければなりません。誰よりもお母様を愛さなければなりません。そうしてこそ、皆さんは二重に福を受けるようになります。そうしてこそ、お父様に出会うようになるのです。分かりますか?」

 

■宝石以上に価値あるみ言の宝石箱のように

 

 お母様は天一国経典について語られ、「この天一国経典をもって、皆さんが日本の国家復帰のために最善を尽くしてくれることを願います。そして、この経典を作るのに、皆さんはたくさん苦労しました。特にこの実務に携わった人、金錫柄・歴史編纂委員会委員長はいますか? 私が一つ一つコーチしたとおりにするために、工場で直に人に会ったりしました。

 これは天然の漆です。漆を一度塗るだけでは駄目です。一度塗って乾かし、また塗って乾かし、これを7回、8回繰り返して、初めてこの色が出ます。本当に苦労しました。このように限られた時間の中で作り上げることは、本当に真の父母様を尊敬する、その思想がなければできません」とされました。そして金錫柄委員長を呼ばれ、「これがどれほど貴いかを説明してください」と願われました。

 登壇した金錫柄委員長は、経典の入る箱に関して、お母様が「(経典は)宝石以上の価値があるので、宝石箱のように作りなさい」とおっしゃりながら、直接デザインもしてくださったことを証しました。特に表面の漆について、韓国の人間文化財の2人に制作を任せたこと、さらに漆も、世界で一番質が良いという日本の漆を使ったこと、海に入れても200年は変わらないという漆であることを説明しました。

 また材料の木についても、お母様の「1000年たっても変わらないものを使うように」とのみ言を受けて、制作者が自らの施設で作ったために時間がかかり、この日の早朝6時に届いたばかりであるとし、誰よりもお母様が待ちわび、精誠を尽くされたことを証しました。

 お母様は、「本当に宝石のような経典箱だという話です。お父様の宝石のようなみ言を納める経典箱なので、宝石に劣らず精誠を尽くして作り、それを初めて皆さんに授与するのです。ありがたいことでしょう?」と問いかけると全体が拍手で応えました。