【今週のみ言】基元節と祝福家庭 天基3年天暦5月5日(陽暦6月24日)第20号


祝福家庭の使命と責任

 神様の祝福を受けた者は、神様の代身者なのです。したがって、皆さんは祝福を受ければ家庭を備えて、サタンを屈服させなければなりません。サタンを審判しなければなりません。そして、その次には四位基台を復帰して勝利的主管者にならなければなりません。
(162)

 祝福家庭は天の最も貴い愛を受け、生命を受けたので、サタン世界を天の側に復帰するために、無言の従順と祭物の思想をもって、後世万民が痛哭し望むべき天の伝統を立てていかなければなりません。(163)

 統一教会で祝福を受けた若い家庭は、伝統を立てなければなりません。堂々たる伝統を立て、これを家庭、氏族、民族、国家、世界にまで拡大させなければなりません。その伝統を誰かに壊されないようにするためには、最高に難しい立場で立たなければなりません。

 先生の一生を顧みれば、悲惨なことの連続でした。だから物議が多く、痛哭すべきことが多く、あきれたことが多いです。これが人間生活の面白さだということを知らなければなりません。輝かしい伝統は、その中に埋められているからです。(164)

 統一教会が行く道において、個人的な十字架を先生が負ってきています。家庭的な十字架の道までも先生が負ってきました。皆さんはその内容を知りません。これを知ろうとすれば、原理を詳しく知らなければならず、祈祷を十年以上はしなければなりません。父母が苦労した内容を話さなければ、子供は知りません。父母が言葉に表すことのできないそのような事由が宿っています。このような先生の家庭を中心として、統一教会の祝福家庭が氏族になり、この地上のすべての民族を復帰しなければならない使命を負っています。このようにどんどん大きくなっていくのです。(165)

 祝福家庭は家庭の父母としてとどまるのではなく、最低、氏族と民族の父母にはならなければなりません。信念をもち民族を愛することができなければ、災いを受けます。イエス様は理念をもって天と地を抱きました。(166)

 この国を守るべき人は誰でしょうか。私たちが守らなければなりません。そのような信念を誓い、天の前にきょうを守ることのできるわが祝福家庭になったかという問題を考えてみなさい。(167)

 祝福家庭は、復帰路程で誰よりも先頭に立って蕩減の道を行かなければなりません。その道は、自分の蕩減条件よりは国家と民族が立てるべき蕩減条件を背に負って行く道なので、後孫の前に誇るべき先祖になるのです。神様の国を立てるときまでは、祝福家庭が先頭に立って、地上の安息とともに永遠なる霊界の安息の基準をつくらなければなりません。そのような伝統が立てられたならば、祝福家庭は関心の的になるでしょう。(168)

 私たちの使命は大きいです。天と地を復帰するための使命と蕩減を背負い、祭物的な場に行かなければなりません。(169)

 人類の前に、先に愛によって召命を受けた統一教会員たち、その中でも先に祝福を受けた家庭は、絶対的な責任感を痛感して、神様の心情とみ旨を隣人と社会に伝え、成すべき使命があります。(170)

 私たちは、近い将来に世界を制覇するときが来るという信念をもって行かなければなりません。もし環境がそのようになっていないといっても、そのまま信じて行くことができなければなりません。そうして、勝利の旗を高らかに掲げ、前線の王者王女になって、天の国を創建しようという信念をもって行かなければなりません。今から、天国建設は祝福家庭の使命だということを、皆さんははっきり知らなければなりません。(171)

 神様の六千年の苦労と再臨主の苦難にわが祝福家庭が責任を負い、この地と万民と天を私たちのものにしなければなりません。そうして、創造理想を実現しようとするところに、祝福の意義があるのです。ですから、私たちがその苦痛に責任を負わなければなりません。(172)

 祝福家庭の責任は、とてつもなく大きいという事実を知らなければなりません。何千年目に訪れた天の恩賜を受け、それを永生福楽の自分の資源として引き継ぐことができなければなりません。(173)

 祝福は決してただで来たのではありません。必ず責任を伴うのです。(174)

                                      - 祝福と理想家庭 中-