【今週のみ言】家庭連合時代の生活と信仰 天一国天暦8月18日(9月18日)04-0872-25


そういうような立場を、我々人間が個人より家庭を通して、社会をつなげて、国家をつなげて、世界につながっている。こう考えてみるというと、いくら個人、家庭、社会人としても、社会人というものは、個人をつなげて連結したものが社会であり、国家であり、世界である。結局、このような人間たちを解放するには、個人を中心としての解放運動を、初めからしなければならない。家庭の解放の動機も個人にある。国家を解放して世界に行く道を開くのも結局、個人個人合わせてそのような運動をしなければならない。これを目指して神は、宗教というような機関をつくって、神の摂理の方向に近くさせようとしてきたのが今までの摂理である。
そうすると、摂理の究極の目的というものは何か、今までの宗教の使命として考えたのは、世界のために、世の中のために献身するとか、世の中のために利益になるような使命を果たすべき立場が宗教であるということを、一般の人は考えてきた。一般の宗教も、そういうふうに考えてきた。しかし神から考えれば、一般の世界に対して、善なる影響を及ぼすのは第二の目的であって、直接の目的は何かというと、真の父母を地上に立たせなければ何にもならないんだね。悪の父母より生まれたものを、完全に蕩減し勝利するには、善なる父母をいかに立たすかということが神の立場として解決しなければならない重大な問題である。
「 真の父母と我々 1972.5.7 東京教会」

先生は今まで、自分の家庭、氏族に対して、伝道する権限はなかった。イエス様は、家から追われ家庭を失ってしまった。だから外に出てその基準を捜そうとした。しかし、失敗してしまったので、それを復帰しないと家庭に帰れない。先生の今までの路程は、そうだった。君たちの家族を救わなければならない。先生は今までそういうことができなかった。それが、先生の胸の痛みである      「特集 氏族的メシヤ」より

祝福は、人間だけのためのものではありません。また、天地だけのためのものでもありません。神様は、御自身の内的な心情の基盤から、すべてを投入して祝福されました。その祝福がそのまま成し遂げられていたならば、この世界、この天地は、勝利の栄光に満ちあふれていたでしょう。

そのような世界の中で、神様の心情的なすべての内容を完備した表示体である人間が、神様の喜べる家庭的基盤をつくり、そこで天的な聖業を人間的な聖業として受け入れ、永遠無窮の幸福の福地を建設するようになさったのです。これが神様の理想であり、願いでした。

天一国経典『天聖経』 第十一篇「礼式と名節」P.1199

結局、神様が六千年の間復帰摂理をされたのは、何を探し出すためだったのでしょうか。一つの国を探し出す前に、あるいは、民族と教会を探し出す前に、何を探し出さなければならないでしょうか。家庭です。つまり、自分の相対を探し出し、家庭を探し出すことでした。

一つの国が形成されるためには、家庭が無くてはならないのです。ゆえに、全体の根本が何かといえば家庭です。 『祝福家庭と理想天国(1)』「復帰摂理の最終目標」 P.653

家庭が絶対的勝利の基盤になることを考えると、その家庭から、たくさん生まれた、子女が全体に広がれば、民族編成・国家編成・世界編成、すべてが解決するのです。そういうつなぎ方をすることで、全日本の統一教会のメンバーが、氏族的メシヤ160軒を完成すれば、家庭完成拡大160軒。そうなった場合には、日本全国通じないところはないんですよ。

氏族的メシヤの活動によって、そうなったならば、全日本が一つ一つの家庭でつながり、日本全体が理想的な国家につながる。世界的な国家基準・世界基準、先生を中心に勝利したものに皆つなぐことが出来ますよ。そうして、統一世界を代表した中心家庭をつなぐことによって、自分が個人から世界を超えて神の国に自由自在に出入りできるとはっきり覚えて、家庭完成に全力を進めてもらいたい。    「1994年11月19日」

伝統が違うのです。

統一教会の祝福家庭はみな、新しい真の伝統を中心とした家庭だというのです。それが祝福された家庭です。これは今までになかった新しいものです。真なるものとは何ですか。それは「絶対的な価値」と連結されるのです。そうだとすれば、絶対的な価値とはなんですか。それがなぜ必要なのかというのです。すべては絶対的な価値と直結するからです。それゆえに、神様を除いた価値はあり得ず、神様を除いた幸せ、神様を除いた自由、神様を除いた平等はあり得ないのです。・・・・・・悪魔が破綻させたのが家庭です。神様も家庭を失ってしまったのです。それ故に、家庭を取り戻さなければなりません。

(1992年4月26日 ベルベディア)

皆様は、今からまず皆様の家庭から上記に列挙した教材・教本を中心として訓読会の伝統をたてなければなりません。一つの家族三代が新しい一日を始めるに当たって、まず天のみ言を訓読し、新しい心で訓読の人生を実践する伝統を立てなさいというのです。霊界と肉界が同時に真の父母様に侍り、同じ天道のみ言を毎日訓読する世の中をつくろうということです。このようになれば、いくらサタンが皆様の血統に乗じて蠢動(しゅんどう)するとしても、訓読の伝統の前では立つ場がなくなるのです。

『天地人真の父母定着実体み言宣布大会(2010年7月8日)』