【今週のみ言】真のお母様を中心とした統一教 天基3年天暦8月22日(陽暦10月7日)第33号


アダムとエバとは誰かといえば、神様の体です。エバは、神様の実体の夫人です。神様は、霊的に縦的なお父様になります。垂直的なお父様、縦的なお父様です。皆さんの心には、その二つの父母の血統を受け継ぐことのできる本然的基準があるので、堕落したとしても永遠に変わりません。

 創造主は縦的な父母として、横的な父母を縦的な愛の相対として造られたのです。それゆえに、アダムとエバは、神様の永遠の愛のパートナーです。神様の相対です。アルファとオメガだといいました。神様から愛を始めたので、戻れば神様の友人になるのです。あとで神様に戻らなければなりません。
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 アダムとエバは、誰を中心として結婚生活をしたのでしょうか。神様がそれを干渉されたでしょうか─アダムとエバが息子、娘を生みましたか、生みませんでしたか。生みました。カインとアベルを生みました。カインとアベルを生んだのですが、神様が「おい、アダムとエバよ! お前たちは一緒に暮らして息子、娘を生みなさい!」とおっしゃって生んだのがカインとアベルですか、自分勝手に生きながら生んだのがカインとアベルですか。自分勝手にして生んだのです。自分勝手に生んだのですが、誰が喜ぶでしょうか。サタンが喜ぶのです。アダムとエバは、サタンを中心として結婚したのです。これを否定できません。
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 韓半島がアダム国家ならば、日本はエバ国家です。韓国がなぜアダム国家ですか。地理的に見るとき、韓半島は男性の生殖器と全く同じです。ちょうどローマがそうです。地中海が女性の陰部と同じで、イタリアが男性の生殖器と同じです。ですから、二つが一つにならなければなりません。このような地域は、いつも文化が離れられません。一つの文化が帰着して離れることができないのです。

 なぜなら、愛の基盤の上に立ったのと同じ立場だからです。地政学的なすべてのものを見ても、ローマと地中海は、男性と女性が一つになったものと全く同じだというのです。
 今から父と母に代わって総合的な文化時代が訪れてきます。これは、アダムとエバが堕落した時に失ってしまったものを再び取り戻す場なので、その周辺国は、一緒に堕落した三天使長の立場です。アダムとエバ、三天使長と同じです。韓国を中心として三天使長は、中国とソ連とアメリカです。アメリカは、天の側的な天使長であり、サタン側的な天使長が、中国とソ連です。台湾とインドもそうです。これがちょうどそのような立場にいるというのです。

 アダムとエバが家庭を失ってしまったその時に、アダムとエバを失ってしまい、三天使長がすべて堕落しました。それを復帰しなければなりません。それゆえに、韓半島において、ローマ教皇庁ができないことを収拾しなければなりません。ローマ教皇庁は、来られる主のために備えるというみ旨をもっていましたが、失敗しました。
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 日本は、サタン側の国です。天照大神の国を、天国のエバとして完全にひっくり返さなければなりません。次子権を日本人以外の第二世に、奪って返さなければなりません。韓国と日本は、アダム国家とエバ国家なので一つだというのです。一つにしなければなりません。日本が日韓併合する時には、銃刀で一つにしようとしましたが、文総裁は、自由の環境で、愛で一つにするというのです。

 エデンの園において、女性は一人であり男性は五人ですが、アダムは目がぼーっとしていて女性を奪うことができないのです。そのようにしようとすれば、息子、娘をすべて抱かなければなりません。息子、娘をもってこそエバを取り戻せるのです。息子、娘をすべて結婚させたので、エバは行く所がないのです。

 日本自体が国家的にこのようなことをしなければなりません。そのようにすることによって、世界を代表したエバ国家が出生し、それがアダム国家と一つになる日には、天使長国家であるアメリカまで加担して、三つの国が一つになるのです。
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 「成約時代」と言うとき、「成約」とは、アダムとエバを創造して、アダムとエバの家庭を完成することをいうのです。すなわち約束を成すことです。

 そして、アダムとエバの本然的な基準に帰らなければならないのですが、堕落の血族、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界の五十億人類と、歴史時代に霊界に行った数多くの先祖までぶら下がっています。いくら歴史時代に忠誠を尽くし、精誠を尽くして神様を愛したとしても、それはすべて過ぎていってしまい、み旨を成せる成約時代に達し得ない忠誠であり精誠だったというのです。

 神様は、アダムを造られ、アダムからエバを造られたので、神様が責任をもつべきことは、アダムを再び造ることです。神様はアダムを造らなければならず、地はエバを造っておかなければなりません。そして、エバを中心としてカインとアベルの二人の息子を失ってしまったので、これを取り戻すのです。そのように種を蒔いたので、それを収めなければなりません。

 母を中心としてアベルは右側であり、カインは左側だというのです。三角形の線と同じになるというのです。地でそれを準備しなければなりません。それをどのようにすれば解放することができるのですか。個人的にカインとアベルを蒔いたのであり、アダムとエバを中心として母と息子、娘が植えたので、これを世界的に蕩減しなければなりません。

ですから、復帰の道がいかに難しいか、先生はよく知っているのです。普通の人では行けないのです。四十年以上の信仰歴がないと行けないのです。そのような一家に、そういう現象が起きてくるのです。神様は公平です。先生はそれを無視することができないのです。

 先生は、若い時には美男子でした。本当にみんなが、「美男子だ」と言ったのです。先生は、そうは思わないのですが二十代、二十五、六歳はもう、若い先生に対して八十代のおばあさんが、行く先々で足を抱えて離さないのです。まるで子供みたいにです。先生は女のために十字架にかかったのです。一生涯、女のために先生は苦労したのです。今はお母様がいるので、誰もそういう心配はないのです。それで統一教会は、男女問題が徹底していることで世界中に知られているのです。アメリカに行っても、「統一教会は、模範的に男女関係が徹底している」と噂になっているのです。

 お母様の基盤をつくるために、女の世界の悪辣なすべての過程を通過したのです。蕩減として仕方がないことです。反対現象として、逆にいくのだから、お母様を殺したかった女がたくさんいたのです。だから先生は謎の男なのです。

 アメリカへ行ってもそうです。アメリカの女たちも先生を慕ってくるのです。アメリカの女は露骨です。好きになったら「アイ・ラヴ・ユー」と、走ってくるのです。だから、一メートル以内に入らないように命令しているのです。それは、蕩減の原則で仕方がないのです。そういうことは、誰も知らないのです。

 そういうふうにして、お母様は女世界の過程を通過しながら訓練されてきたのです。だから先生は一〇〇パーセント信じています。共にプログラムを越えてきたのです。それがいかに難しい路程であったかしれません。だから君たちを妹みたいに思い、立派な奥さんに育て、立派な旦那さんと組んであげようという思いがあるのです。分かりましたか? (はい)。

 ですから、女たちは先生に感謝する者がたくさんいるのです。先生はそんなに近い男なのです。兄さんであり、旦那さんよりももっと近い、お母さんよりももっと近いのです。そうでなければ嘘です。サタンの血統を受け継いだその基準から抜け出すには、先生に帰る心情がなくては抜け出すことができません。父母が反対し、旦那さんが反対し、三代が反対するのですが、何の未練もないことです。それが、皆さんたちの救われる最も近道なのです。それを乗り越える力をどこかで得なければなりません。分かりましたか? (はい)。

 そこから違った国、違った世界に分かれていくのです。だから、全世界の男たちは、みんな先生を怨讐だと思うのです。「自分の娘を乗っ取っていった、自分の奥さんを乗っ取っていった、自分のお母さんを全部悪くしてしまった」と思うのです。夜考えても、昼考えても、「自分の娘と、自分の奥さんと、自分のお母さんと、三代をめちゃくちゃにした」と思うのです。三代の女が引っかかるのです。

 第一代のアダムを殺したのはエバです。第二代のイエス様を殺したのもエバです。第三代の再臨主まで、四十年間苦労させたのもエバです。そのように三代の男を殺したのです。そういう女を、愛でもって本妻として迎えなければならないのが再臨の主なのです。だから蘇生、長成、完成の三代を通過してきたのです。それで、みんなが先生を利用しようとするのです。みんなが何とか先生を幽閉してもいいから、自分の孫娘と一緒にしようと大変です。しかし、そのような戦略に先生は巻き込まれないのです。それは原理を知っているからです。そういう困難な戦場を通過して、原理の内容を勝利した先生なのです。ですから先生をつかんで、先生の指導どおりに生きれば間違いなく、目的地に到達することができるのです。

                       - 天一国主人の生活 ー