【今週のみ言】母国の証明 天基3年天暦6月11日(陽暦7月29日)第25号


新氏族メシヤと基元節1

基元節というものはどういうものなのか?皆さん、基元節は一言で言えば、神様が結婚する日なのです。皆さん、そういう話を聞いたことがありますか?イエス様がこの地にメシヤとして来られて、キリスト教徒たちは実体の神様として理解してきました。ところが、その方が結婚する。これだけを聞いても今日のキリスト教はびっくりして後ろにひっくり返るところなのに、神様が結婚する。これは考えることもできないことです。これは統一教会の原理にだけあることです。神様の原理の中にだけあるものです。これは私たち祝福家庭たちだけが知っていることです。これを誰が成し遂げなければならないでしょうか?この世の誰も信じないと言って、やめなければいけないでしょうか?そうではありません。この世がどんなに信じなかったとしても、それを知らないから信じられないのでしょう。分かっている人は一人でもそれを信じて実践しなければなりません。

神様は創造主であるため、そのみ旨は絶対、唯一、不変なものです。人間の堕落によってそのみ旨はつながれなかったけれども、神様だけは原理の本体としてそのみ旨をいつも心の中に持ってこられたのです。そのみ旨を立てるために真の父母様が来られて、真の父母様もそのみ言を成すために一生の間解怨されずにみ旨に従って、時代時代ごとにそのみ旨を解いて成して来られました。いまや時が来ました。その時になるまで、御父母様が歩まれてこられた路程はとても推し量ることができないくらい多くの事情があります。今日は時間がないのでそのことは全部説明することができません。

 

結論的な問題は神様が結婚しなければならないという話です。少し簡単に説明すると、皆さん、エデンの園のアダムとエバを神様が創造しました。すべての万物を作った土台の上に主人として作りました。人間は神様の息子、娘として作られました。今日私たちが原理的に見るとき、アダムとエバが堕落によってサタンの子供になったというでしょう!お父様はアダムとエバはサタンの子供ではないとおっしゃいました。

 神様の息子、娘として作ったのであって、本来サタンの子供ではありません。なので堕落した人間たちが神様の子女として帰っていくことができ、原理的な内容があるのです。ところが、そのアダムとエバが堕落してサタンの体になってしまいました。それでサタンの血統をつないでいく偽の愛の実体になったのです。そこから生まれた息子、娘たちはサタンの子供になったのです。だから今日、堕落したアダムとエバの後孫たちはサタンの子供としてすでに結実しているのです。今、このような全体をもう一度ひっくり返していかなければなりません。どこに行かなくてはならないのか、お父様に追い出された家庭に帰っていかなければなりません。それで真の父母様が来られて、今まで間違ってきたすべての歴史を清算しなければならないのです。

 

本来、本体論で教える一番重要な内容は、原理本体論を勉強した後が現実世界すべてのことを解決することだといいました。現実世界がなぜ!出てきましたか?問題がなぜ!出てきたのか、ということです。それは個人から天宙まで問題が出てきてはいけないのです。そのような問題を持っては本然の人間に帰ることはできません。それはアダムとエバが堕落してアダム家庭から問題が出てきたのです。だから、アダム家庭をもう一度探さなければならないのです。アダム家庭の中心が誰か!神様なのです。

 

神様にはべってもう一度アダム家庭に復帰して帰っていかなければなりません。それで原理の結論はアダム家庭を探そうということでしょう!御父母様もその家庭を探そうというのです。私たちも御父母様の後ろについてアダム家庭に帰っていかなければなりません。そこからもう一度出発しなければならないのです。そこから間違ったのです。その間違った場所がアダムとエバが実体となった息子、娘として、内的には4大心情圏の本体となられた神様の心情に似た実体となり、体を通しては絶対性の本体となられたお父様に似て絶対性の実態にならなければならないのです。その場所がまさにアダムとエバがいるということでしょう。それでは、その場所に来るようになると、神様はアダムとエバをどのようにされるでしょうか?アダムが完成するようになれば、神様が一番先にどんなみ言を下さるでしょうか?

 

お父様のみ言によると、アダムに一番先に神様が祝福してあげる言葉がアダムよ、私がお前に祝福してあげたい祝福の中の祝福は、天宙をあげることよりもアダムをあげることだ。なので、アダムにはエバを、エバにはアダムを下さったのです。アダムとエバは神様が作られた被造物世界の本陽性と本陰性の実体として作られた、アダムとエバは天宙の陽性を代表する実体になるのです。彼らが完成すれば天宙が完成するのであり、彼らがひとつになれば天宙が統一されるのです。初めて天宙の創造主神様が主人になるのです。

 

その時、お父様が下さったみ言によると、アダムの主人はエバであり、エバの主人はアダムだ。これが生殖器だというのです。だからといって自分の勝手に取って食べるのではありません。天がその生殖器の主人を許される時までは絶対に守らなければならないのです。それがまさに善悪を知る木の実を取って食べるな、というみ言です。このみ言を守れば、内的にも外的にもお父様に似るようになっています。