【今週のみ言】2017年希望と定着のため共に新しく出発しましょう 天一国4年天暦12月11日(1月8日)04ー0872ー37


新しい摂理の出発

2 真のお父様の聖和は、一生涯を共に歩んできた私たち全員にとって、量り知れない苦痛と悲しみです。人類の永遠の愛の本体であられ、真の父母であられる 神様の心情も、到底、量り知ることができません。しかし、もう一方から見れば、太初の天地創造から神様が立てた天法に従い、この地で人類歴史が始まって以 来、誰一人として成就できなかった摂理的課題を完成、完結、完了され、霊肉界を主管されるために、今や霊界へと生を移されたということです。そうして、新 しい次元の摂理を開かれる希望の時でもあります。人間が知る、どのような言葉や文章でも表現できません。このような万感迫る中、きょう私たちは、摂理的転 換期を迎えたのです。

3 真のお父様は、「基元節」を私たちにとって最も重要な日として宣布してくださいました。「基元節」のために、「神様王権即位武」から十二年間、多くの 摂理的な活動をしてこられたのです。偶然に、簡単に訪れた日々ではありません。神様が復帰摂理をされながら選民思想を立て、準備してきた国がイスラエルで す。イスラエル民族は、救世主が来るのを待ちました。救世主が来れば、すべてのことが解決されると期待しました。その救世主が華やかに来ると思ったのです が、彼らは蕩減というものを知りませんでした。復帰摂理歴史には責任があるのです。その責任を果たせなければ、蕩減が伴います。この時代においても同じです。

4 これから真のお父様は、天法に従って霊界を拠点とされ、自由自在に霊界と肉界を往来されながら、天一国の拡張のために摂理されるでしょう。真のお父様 と私は、一心、一体、一和、一念の境地で摂理を経綸することになるでしょう。「基元節」の勝利を通して、本然のエデンの園をこの地上に創建するために、皆さんと共にいらっしゃるでしょう。天の摂理歴史は立ち止まることができないからです。

5 天も干渉できない蕩減復帰の摂理路程において、真のお父様と私が経た苦痛は、想像を絶するものでした。私たちは、真の家庭の四人の子女を摂理の祭物と して捧げました。その険難な蕩減復帰の路程を、誰が畏れ多くも量り知れるというのでしょうか。私は、生涯を捧げ、真のお父様の伴侶として苦楽を共にし、万 難をかき分けてきました。その勝利的基盤の上に、真のお父様と私は、天が下さった摂理的次元の同等権、同居権、同位権をもつようになったのです。

6 真のお父様は、生前、内外に多くのことをされました。今やその遣業を継承、発展させる仕事が残っています。その責任を私が先頭に立ってしようと思いま す。これは、本当に大変な仕事です。内外に整備するのは、簡単な仕事ではありません。皆さんが各自の場所で責任を果たすことによって、私を協助してくれな ければなりません。

これから私たちが行く道

7 これから私は、このような歴史的摂理の新しい転換期を迎え、真のお父様の勝利的基盤を相続して、この地を中心とした摂理を主導し、先鋒に立つことを明 らかにしながら、次の幾つかのお願いを皆さんにしたいと思います。

8 第一に、私たちは、真の父母様が立ててくださった伝統を絶対に生命視しなければならず、子孫万代まで相続、伝承させなければなりません。真の父母様 は、愛と心情の伝統、み言と規定、規範の伝統、心情文化の伝統を立ててくださいました。特に真の父母様の蕩減復帰摂理路程の結晶体であるみ言を訓読する訓 読会の伝統は、各家庭ではもちろん、教会、そして天を中心とした集会で、最も中心的内容となるようにしなければなりません。併せて、私たちは、この地に新 しい秩序を立てていかなければなりません。ですから、組職の秩序と伝統も、真の父母様を中心とした真の家庭とアベルを中心とする中で、一糸乱れず統一体を 築いていくのが、真の父母様の伝統であることを肝に銘じてくださるようにお願いします。

9 第二に、天が祝福された祝福家庭の理想を完成しなければなりません。家庭は、真の愛、真の生命、真の血統の揺りかごであり、神様の創造目的を実現する 基盤です。「家庭盟誓」の八大事項を中心として歩みながら、善の血統の伝統を絶対信仰によって守らなければなりません。私たちの平和のビジョンは、「純潔 な愛、幸福な家庭、平和な世界」です。夫婦が絶対愛で天に侍り、一体になる伝統の中で、子女を愛とみ言によって養育しなければなりません。家庭において、 訓読会を通して天一国の秩序がしっかりと定着するようにしなければならず、正午定着の基準で縦的、横的に心情的伝統が定着する祝福の理想を完成しなければ なりません。

10 第三に、皆さんは、氏族的メシヤの祝福を受けたので、この地に天一国が完成するときまで、その使命と責任を果たさなければなりません。氏族的メシヤ は、真の父母が下さる祝福の中で最も大きな祝福です。蕩減復帰摂理の勝利的基台でなければ、堕落人間を氏族のメシヤとして立てることはできないからです。 ですから、真の父母様の生涯の摂理的経綸の中では、常に氏族的メシヤの使命が強調されてきたのです。天一国の天宙的完成は、氏族的メシヤたちがその責任を 果たし、各氏族にみ言と祝福とために生きる生活を相続させ、善の主権を立てて平和な世界、人類大家族理想の実現を通してこそ可能になるのです。

11 第四に、私たち全員は、真の父母様と真の家庭を中心として、和合と統一の心情文化共同体を築いていかなければなりません。皆さんは、全員例外なく天 の選択と先祖の功績、そして自らの後天的天稟によってみ旨の道と縁が結ばれました。そして、数多くの迫害を顧みずに真の父母様のあとに従い、今日の勝利圏 まで迎えるようになりました。

ですから、私たちは、唯一の父母を中心とした一家族心情共同体です。世の中は、いまだに分裂と葛藤が満ちあふれていますが、私たち統一家は、人種、国境、 およびいかなる障壁も軽く飛び越え、一つの兄弟姉妹になれるのです。ために生きる人生の手本を見せるならば、必ず成し遂げられる夢です。特にこのような摂 理の大転換期には、私たち全員が真の父母様と一つにならなければならないことを肝に銘じてくださるようにお願いします。

12 真のお父様は今、霊界にいらっしゃいますが、私たちと常に共にいらっしゃいます。ただ無形でいらっしゃるだけであって、一瞬たりとも私たちの傍らを 離れることはありません。今、真のお父様は、私たちに何を願っていらっしゃるのでしょうか。正に、中断なき前進を願われているはずです。神様の摂理は、全 世界に真の父母を中心として愛と平和が満ちあふれ、心情文化が定着し、新しい秩序が定着するときまで続かなければなりません。特に、「基元節」の勝利を土 台として、さらに一路邁進し、天と真の父母様に大きな栄光をお捧げし、世界と歴史に大きな希望を抱かせてあげなければなりません。

『天聖経 12編』