【今週のみ言】 天地人真のご父母様の御聖誕 天一国4年天暦1月14日(陽暦2月21日)04ー0872ー02


天地人真のご父母様

1  真の父母は天地父母であり、神様は天宙父母です。地上の天地父母は一代です。一代で終わるのです。天宙は神様の家です。永遠なのです。「天宙」とは二人の家を意味し、「宙」の字のうかんむり(宀)は、安らかだという意味であり、自由な家ということです。二人が暮らすことができる自由な家、それが天宙です。 それで、天宙主義は、神主義という言葉です。今からは、天宙父母と天地父母を別に分けて理解しなければなりません。「天地父母」と言うときは、堕落していない完成実体、神様の代身として実体をもって世の中のすべてのことの中心位置に立った方を意味するのです。

 

天宙父母と天地父母

2  天宙父母は神様です。天宙というのは、神様の家です。霊界も、神様の家であり、地上も神様の家です。天地父母は、この地上の堕落した世界で、父母の位置に 立つのです。天地父母の聖婚式が天宙父母の聖婚式と合徳(和合)することによって、天宙・天地父母の王権即位式を中心として、地上と天上の二つの世界が一つの道で決定し、収められ、天の結実として捧げられるときが来ました。

3  真の父母と神様は、何が違いますか。神様は神であり、真の父母は人です。人と神が一つになって核になり、中心になって、永遠に山水苑のような、泉がやむことなく、陽光が照らしてくれるその世界になれば、地上天上、万国解放の理想郷となることができ、天上と地上が統一された一つの理想の国とならざるを得ない のです。

4  人は、天宙父母と天地父母の結箋体です。神様も、お一人では愛の目的を成し遂げることができません。無形では、実体世界の息子、娘を天国まで移していって、天国の民にすることができません。体がなければならないのです。

5  天の父母様を、天宙父母と言います。天地父母は、地の真の父母です。天宙父母と天地父母が一体になり、アダム一家庭さえ、真の愛と真の生命、そして真の血 統で結んで定着していたならば、万事がすべて終わっていたはずです。その家庭の出発が、世界復帰の出発であり、世界祝福の出発です。その一つの家庭が、天 国の門を開くことができ、天国を開門することができる主人です。同時に、その一つの家庭の伝統を受け継いだ人々は、宗教や救世主、メシヤ、再臨主、真の父 母というものがなくても、天国の王の基を中心として侍ることができる皇族圏の子女になっていたはずです。

 

後天時代と天地人父母

6  統一教会で最も重要な言葉は、天宙父母、天地父母、天地人父母です。神様の理想は、天宙父母になることでもなく、天地父母になることでもなく、天地人父母 になることです。それが神様の創造理想であり、願いでした。父母の中で、天宙父母も必要であり、天地父母も必要ですが、天地人父母がもっと必要です。その 天地人父母を知っている人は、今まで一人もいませんでした。アダムとエバが、人として完成できなかったので、神様も完成できず、天地父母も完成できませんでした。神様も、お一人では愛を探すことができません。天地 父母も、愛の相対がいなければ、愛することができません。心の位置には神様、体の位置には真の父母、皆さんは三代の孫の位置に立つことによって、二つの父 母の種として、実として、倉庫に入っていくことができる天国の収穫の実となるのです。ですから、天地人父母が最も貴いのです。

7  人間が堕落していなければ、神様が天地人父母になります。神様が直接心に入ってきて体をもち、それから愛の相対と出会って、愛することによって子女を生 み、家庭の本当の父母になるのです。今までそのような父母をお迎えすることができませんでした。ですから、創造理想は、体でもって、自分の子女から家庭を つくり、民族、国家、世界、天宙をつくることです。堕落することによって、神様が体をもってすべてを移譲することができず、息子、娘を生むことができな かったので、神様が体をもって父母になることができなかったのです。

8  最後は、この地上ですべてのものを完成しなければなりません。神様も、真の父母も、地上で完成しなければなりません。そうすれば、地上の家庭を中心として 暮らす個人たちが、世界を代表するのです。世界を代表する氏族、民族、国家、世界、天宙全体が、地上で形成されなければなりません。それを形成して、天国 に入って暮らすようになっているというのが創造理想の観です。その世界を失ってしまいました。神様と人間、天宙父母と天地父母が分かれたのです。それが一つになって、最終的に天地人父母にならなければなりません。最後に希望として願うものが天地人父母です。神様が完成するのは地においてであって、霊界では ありません。無形の神様が実体をもって完成しなければなりません。

9  万物を中心として失ってしまった万物を探す時代が旧約時代であり、万民、カインとアベルを一つにするための時代が新約時代であり、そして、天地の父母様、 天の父と地の父が一つになる時代が再臨時代です。したがって、再臨時代は、皆さんの家庭が天宙・天地・天地人父母の血統を伝授され、何の讒訴も侵害も受け ない父母権をもてる時代に移行する新天新地の時代です。先天時代が後天時代に変わるのです。そのような総合的な結論がはっきりと定められ、きれいに整理さ れるのです.

『天一国経典 天聖経 真の父母』