【今週のみ言】第32回全日本聖和祝祭 天一国2年天暦4月27日(陽暦5月25日)第02-0872-14


皆様、神様は人間をご自身の子女として創造されました。絶対、唯一、不変、永遠の本体であられる夜昼の神様がご自身の愛を魂として吹き込み創造した人間始祖が堕落しなかったならば、神様のような基準まで完成し、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の道理を尽くして、永生するようになったでしょう。

 しかし、不幸にも人類は堕落の末裔となって暮しています。したがって人間は、誰彼を問わず真の父母様を通した重生、復活、永生の3段階を経て誕生してこそ、完成の人生を送ることができるようになるのです。言い換えれば、重生は個人的基準の生まれ変わり、復活は家庭的基準の生まれ変わりであり、永生は世界的基準で全人類がともに完成し、万王の王・天地人真の父母様に侍り、地上・天上天国を創建し、神様の祖国で永生するという意味なのです。

 そして、霊界に行っている皆様の先祖達までも無形として臨在される神様の実体として、万世万事を実体主管しておられる真のご父母様の時代を迎えて、すでに地上に再臨して、重生、復活、永生の3段階祝福を経て、真のご父母様の本体論教育、即ち、絶対性教育を経てこそ、本然の昇華圏に進んで行き、地上で天一国市民の資格を確保することができるようになるのです。

 我々個々人の人生を見ても、三段階の人生を簡単に知ることができます。人間は、誰でもまず神様の恩寵と祝福を受けた真の家庭を通じて、父母の愛で新しい生命が育まれ、十月十日という長くて短い期間を母親の胎内で過ごすようになります。意識水準がどの程度であっても、私達は胎内で十ヶ月の期間を例外なく経て生まれてきます。電気炊飯器の中より狭い空間でも、その中で私達の人生は、宇宙空間よりも、もっと大きな第一段階の人生を経験するようになるのです。

 第二段階である地上の人生としての誕生はどうでしょうか?未知の世界に向かう幼い幼児の身悶えする姿を私達がどうして筆舌に描くことができるでしょうか?より大きく広い世界、腹中世界で想像もできない新しい次元の世界に向かい、幼い新しい生命の産声は100年大界を約束する新しい時間と空間の祝福であり、歓喜です。今日皆様すべては、この第二段階での人生を祝福され、過ごしています。

十月十日という時間が100年に延びただけで、私達には行くべき道がまだ残っているということを忘れないでください。胎中での意識基準はすべて忘れ、より深い意識とより広い空間で心ゆくまで人生を楽しんでいると思うかもしれませんが、皆様には、永生に向かって最後の段階が残っているのです。

 第三段階がまさに人間が完成し、入っていって暮らす永生の世界、すなわち霊界です。堕落した後裔である人間としては想像もできない未知の世界です。時空を超越して生きる世界です。腹中の胎児が地上界を想像することができないように、地上界で空気を呼吸して生きる肉身をもった人間では、霊人体として生まれ、真の愛を呼吸して生きる霊界での生活を容易に理解することができないでしょう。

 皆様、死に直面すれば、人間は不安で震えるようになります。恐怖を感じるようになります。それは、死が何を意味するのかが分からないからです。不幸にも人類歴史が六千年期間を経てきながらも、その誰一人として死に対する真実を明確に教えてくれる人がいませんでした。しかし今、歴史の終末期になり、人類の真の父母が、初めてその天の秘密を明らかにしてくださったのです。

 皆様、死という単語は神聖な言葉です。悲しみと苦痛の代名詞ではありません。それでレバレント・ムーンがその単語を“聖和”という言葉に変えて発表しました。地上界の人生を花咲かせて実を結び、穀物を抱いて歓喜と勝利の世界に入る時が霊界入門の瞬間です。喜ぶべき瞬間です。心ゆくまで祝賀し送り出してあげるべき時です。悲しみの涙ではない喜びの涙を流してあげるべき時です。聖和式とはこのように神聖で崇高な儀式です。神様の懐に入って侍り、永生を楽しむために行く第一歩なのです。新婦が嫁いでいくその瞬間よりも、もっと胸躍らせて興奮するべき時です。

このように貴い永生への門を開くために、私は去る3月18日、ニューヨークのUN本部において、最近、永眠した世界的平和指導者達に聖和式を実施してあげました。かつて韓国戦争の時は、私が収監されていた監獄を爆破し、私の生命を救ってくれたこともあるAlexander Haig前アメリカ国務長官を始めとして、ノーベル平和賞を受賞した韓国の金大中前大統領、最近発生したハイチの大地震で惨死として殉職した へディ・アナビUN奉仕隊団長と隊員100余名、平和の大統領として世界に広く知れ渡るコスタリカ前職大統領カラソ、不具の身でも人口2億を超える大国インドネシアのために生涯身を捧げ、献身してきたワヒド前大統領、ゴルバチョフ前ソ連大統領とレーガン前アメリカ大統領の出会いを仲介し、冷戦終息にともに功を立てた前アイスランド総理ホメンソン、イスラム圏の代表的学者として尊敬を受けたセネガルのハセン・シセ、11億インド人達に“和解と平和の大使”として称賛されたサンピー大使達です。

 それ以外にも、最近韓国では天安艦の沈没により将兵ら46人が戦死しました。本人夫婦は先月4月に韓国の主要都市での巡回講演を通じて、無念な犠牲将兵達の為に聖和祝福の恩賜を施し、その後にも、米国ラスベガス大会では、日本歴史上 最後の将軍として、17世紀に日本列島を統一した徳川家康の17代子孫、Dr.レイコの聖和祝福を施すことも致しました。その方は、一生の間、他に施す人生を生きて最近聖和された、Las Vegas出身の女医として、今後の韓国と日本、アメリカ、一歩進んでは世界平和実現のための政治経済など諸般の問題を解決するのに大きい役割を果たした方なので、これほどに神聖な聖和祝福の隊列に参加することができたのです。

 指導者の皆様、

しかし、上記に列挙した方々の生涯が、たとえ利他主義と博愛主義に立脚した偉大な人生であったといっても、人類始祖の堕落により、神様との父子の関係が断絶された現世界では、真の父母様の結婚祝福と聖和祝福がなければ、永生の世界を保障されないということを肝に銘じなければなりません。

                     ~天地人真の父母様定着実体宣布天宙大会~